球面単レンズ Spherical Singlet Lenses

球面単レンズには、平凸、両凸、平凹および両凹の4種類の形状があります。この内、レーザー光を光源とする平行光学系に最も多用されているのが平凸レンズです。

レックスでは、下記の標準単レンズの他に、特注仕様にも対応します。
(表中の短焦点、小径レンズは、マイクロレンズのページをご参照ください)

  焦点距離 直径
平凸レンズ 1.0mm ~ 2,000mm 1.5mm ~ 100mm
両凸レンズ 3.0mm ~ 1,000mm 3.0mm ~ 100mm
平凹レンズ -4.0mm ~ -300mm 2.0mm ~ 50mm
両凹レンズ -2.0mm ~ -300mm 2.0mm ~ 50mm

平凸レンズは、正の焦点距離を有し、光学システムの構築に最も頻繁に使用される基本的なレンズです。このレンズは、集光(実像)、拡大(虚像)の用途に多用され、無限共役比に使用した場合、ベストフォーム(理論的理想)レンズに近い効果を得ることが出来ます。

両凸レンズも正の焦点距離を有し、左右対称形であるため、単位共役比(S=S”=2f)で使用した場合、球面収差、コマ、歪曲、および横方向の色収差がほとんど除去されます。球面両凸レンズに推奨される共役比の範囲は、約0.2~5.0位です。この範囲外の用途においては、平凸レンズの方が適しています。

レックスの球面単レンズには、ほとんどの可視光用途に適するMgF2(フッ化マグネシウム)単層AR(減反射)コーティング、 または多層膜ARコーティングの施された製品をご用意しています。その他に波長域が異なる等、あらゆるタイプのARコートを特注対応にて施す事が出来ます。

レンズの外径を小さく詰める芯取り加工が可能です。ご希望の焦点距離に対してレンズの直径が大きいという場合には、是非このオプションについてお問合せください。

仕様

近軸焦点距離(f)の公差
±2%
直径(φ)の公差
+0.0/-0.1mm
中心厚(tc)の公差
±0.2mm
材質
A級ファインアニール N-BK7、N-LaSF9、N-SK2、その他
設計屈折率(N0)
1.5187
設計屈折率(N0)の公差
±0.001
設計波長(λ0)
546.1nm
研磨方法
ピッチ研磨
スクラッチ&ディグ
40-20
偏芯
<3分
コーティング
単層AR(MgF2)コーティング
誘電体多層膜ARコーティング
コーティングの中心波長
550nm
エッジ
面取り仕上げ、周囲は荒摺り仕上げ
面取り(Δ)の幅
(凹レンズのみ)
0.2mm(φ<40mm)
0.4mm(φ>40mm)

※ご要望に合わせて特注対応します

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